令和5年度 北秋田市民病院 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 50 24 40 56 81 156 365 709 801 441
当院の一般病棟を退院した患者さんについて10歳刻みで集計しました。

【定義】
◆年齢は入院日時点のものを基準としています。
◆90歳以上の患者さんは1つの階級として設定しています。

【解説】
◇70歳以上の患者さんが占める割合が71.6%と昨年度72.8%から僅かな現象ではありますが、地域の高齢化が更に進んでいる状況です。

◎以下すべての患者数等は厚生労働省より通知された集計条件で集計しており、令和4年4月1日から令和5年3月31日に退院した医療保険利用の患者のうちDPC包括請求対象外の患者(臓器移植患者、24時間以内に死亡した患者、新規保険適応の手術や薬剤の治療をした患者等)を集計対象外としています。このため実際の診療実績とは異なっている場合があります。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2:なし 107 24.09 20.60 6.54 84.8
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 72 24.44 13.52 0 86.17
100380xxxxxxxx 体液量減少症   40 23.98 10.60 2.50 82.33
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 重症度:他の病院・診療所の病棟からの転院以外 38 26.92 17.38 2.63 88.18
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 重症度:A-DROP スコア2 29 24.48 15.44 0 88.20
各診療科別にDPC14桁分類における患者数上位5位までについてDPCコード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆転科された患者さんについては医療資源を最も投入した傷病の診療科で集計しております。
◆転院率は[各傷病ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。

【解説】
◇昨年度と同様に誤嚥性肺炎、市中肺炎、腎臓又は尿路感染症、脱水、心不全に対する症例が多くあり、誤嚥性肺炎、市中肺炎の患者については増加傾向にあります。また、在院日数について全国と比較して長い傾向にあり、平均年齢は80歳を超えております。
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 57 13.14 8.75 1.75 80.49
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 33 3.12 2.61 0 73.60
060060xx9710xx 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等1:あり 手術・処置等2:なし 24 12.75 12.10 0 80.50
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 20 11.85 7.61 0 76.15
06007xxx9900xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 20 15.95 11.07 5 77.45
各診療科別にDPC14桁分類における患者数上位5位までについてDPCコード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆転科された患者さんについては医療資源を最も投入した傷病の診療科で集計しております。
◆転院率は[各傷病ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。

【解説】
◇昨年度と同様に胆管結石、胆管炎、胆管癌、すい臓がん等の肝胆膵疾患に対する症例が多くを占めております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 重症度:他の病院・診療所の病棟からの転院以外 82 23.93 17.38 2.44 84.72
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1:なし、1,3あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 22 10.77 9.77 4.55 83.77
050130xx9901xx 心不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:1あり 11 19.18 18.31 18.18 80.82
110290xx99x0xx 急性腎不全 手術なし 手術・処置等2:なし 11 23.91 14.36 18.18 88.73
050161xx9900xx 大動脈解離 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし - - - - -
各診療科別にDPC14桁分類における患者数上位5位までについてDPCコード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆転科された患者さんについては医療資源を最も投入した傷病の診療科で集計しております。
◆転院率は[各傷病ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。

【解説】
◇心不全や、不整脈症例が上位を占めております。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 32 5.25 4.55 0 75.72
060035xx99x5xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2:5あり 24 4.92 4.18 0 68.42
060040xx99x50x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2:5あり 副傷病:なし 24 2.88 4.19 0 61.04
060040xx99x70x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2:7あり 副傷病:なし 22 2.95 4.38 0 61.18
060040xx99x6xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2:6あり 21 3.05 4.34 0 64.33
各診療科別にDPC14桁分類における患者数上位5位までについてDPCコード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆転科された患者さんについては医療資源を最も投入した傷病の診療科で集計しております。
◆転院率は[各傷病ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。

【解説】
◇鼠径ヘルニア手術、虫垂炎、大腸癌に対する化学療法及び手術療法に対する入院が上位を占めております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 観血的整復固定術(インプラント周囲骨折に対するもの) 肩甲骨、上腕、大腿 48 45.23 25.50 2.08 83.42
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 28 34.86 19.34 0 86
080010xxxx0xxx 膿皮症   手術・処置等1:なし 16 17.25 12.88 0 68
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 13 32.85 21.96 7.69 77.38
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病:なし 12 6.58 4.76 0 62.58
各診療科別にDPC14桁分類における患者数上位5位までについてDPCコード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆転科された患者さんについては医療資源を最も投入した傷病の診療科で集計しております。
◆転院率は[各傷病ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。

【解説】
◇胸椎、腰椎や股関節、大腿、前腕の骨折症例が上位を占めており、昨年度と同様の傾向が続いております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 32 9.03 7.75 0 76.75
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 副傷病:なし 26 4.5 5.22 0 60.85
110280xx9902xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:2あり 17 14.24 8.09 0 74.29
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:あり 15 2.45 2.44 0 72.67
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 13 16.77 13.52 7.69 81.23
各診療科別にDPC14桁分類における患者数上位5位までについてDPCコード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆転科された患者さんについては医療資源を最も投入した傷病の診療科で集計しております。
◆転院率は[各傷病ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。

【解説】
◇前立腺肥大症や尿路結石に対する経尿道的治療が上位を占めております。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)   18 3.67 5.96 0 1.5
各診療科別にDPC14桁分類における患者数上位5位までについてDPCコード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆転科された患者さんについては医療資源を最も投入した傷病の診療科で集計しております。
◆転院率は[各傷病ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。

【解説】
◇昨年度と比べ、急性気管支炎の症例が増加しております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 23 11 - - - - 1 8,7
大腸癌 3 40 60 27 29 39 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - - - - 8
肝癌 - - - - - - - 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【定義】
◆5大癌とは日本人が罹患しやすいと言われている胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌のことです。
◆初発患者はUICCのTNMから示される病期分類による患者数を、再発患者は期間内の患者数を集計しています。
(UICCとは「Union for International Cancer Control」の略であり、国際対がん連合のことを表します。
 T:原発腫瘍の進展範囲、N:領域リンパ節への転移の有無と転移の範囲、M:遠隔転移の有無の3つの要素によって各がんを0期~Ⅳ期のStageに分類し、がんの進行を判定します。Stageは数字が大きいほど進行しているのでStageⅣが最も進行していることになります。本指標では治療前に得られた情報から分類しております。)
◆同一の患者様が集計期間内に入退院を繰り返した場合は、それぞれの入退院を1件として集計しております。
◆集計結果が10件未満の場合は患者さんが特定される恐れがあるため「-」表示としています。
◆Stage0の患者さんは集計対象外としています。
◆UICC第8版で集計しております。

【解説】
◇昨年度同様に胃癌、大腸癌患者が多くいらっしゃいます。定期的な化学療法入院も実施しており、延べ患者数を表しております。※疑い、検査等は不明で表しております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 86 28.43 81.77
重症 20 35.05 85.45
超重症 18 37.5 87.61
不明 0 0 0
入院契機病名および最も医療資源を投入した傷病名が肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎であるもののうち、ICD-10コードがJ13~J18$で始まる市中肺炎の患者さんが対象となります。
(ICD-10とは「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems」の略であり、異なる国や地域の死亡・疾病のデータの記録・分析・比較等を行うため、世界保健機関(WHO)が作成している分類のことです。 「10」は改定の回数を表しています)

【定義】
◆市中肺炎とは通常の社会生活を送っている中で発症した肺炎です。通常はインフルエンザ等のウイルスによるものも含みますが、本指標では除外しております。また、誤嚥性肺炎についても本指標の対象外となっています。
◆重症度分類はA-DROPスコアを用い、軽症~超重症の4段階で表記しております。重症度の計算には年齢・性別因子を考慮しており、各因子は以下の通りです。
 ①男性70歳以上、女性75歳以上 ②BUN 21mg/dL以上または脱水あり ③SpO2<=90%以下(PaO2 60Torr以下)
 ④意識障害あり ⑤収縮期血圧90mmHg以下
5点満点で1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点です。
軽症:0点の場合。
中等症:1~2点の場合。
重症:3点の場合。
超重症:4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする。
不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合。
◆集計結果が10件未満の場合は患者さんが特定される恐れがあるため「-」表示としています。

【解説】
◇昨年度に比べ、平均在院日数が短くなっております。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 84 36.30 79.78 13.10
その他 - - - -
医療資源を最も投入した傷病名が脳梗塞の患者さんを対象としています。発症日から入院までの日数で「3日以内」「その他」に分け、患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しております。

【定義】
◆転院率は[各傷病ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。

【解説】
◇昨年度に比べ、患者数は微減しており、転院率は増加傾向となっております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 32 1.06 3.19 0 75.72
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 25 3.68 5.96 0 70.04
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 17 3.71 17.35 0 75.65
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 14 1 3.21 0 41.5
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 12 10.08 5 0 77.83
診療科別に手術件数の多い上位5位までについて患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆手術術式の点数コード(Kコード)による集計ですが、輸血関連(K920$)は除外しております。また、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術など)も除外しております。
◆平均術前日数は入院日から手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、平均術後日数は手術日から(手術日当日は含まない)退院日までとしています。
◆複数の手術を行っている場合、主たる手術のみの集計としております。
◆複数の診療科で治療を行っている場合、主たる診療科での集計としております。
◆転院率は[各手術ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。
◆集計結果が10件未満の場合は患者さんが特定される恐れがあるため「-」表示としています。

【解説】
◇腹腔鏡下を中心とした手術を行っております。昨年度と同様にヘルニア手術が多くなっております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 41 4.24 36.8 2.44 83.40
K0821 人工関節置換術(膝) 21 2.95 33.14 4.76 76
K0462 骨折観血的手術(前腕) 18 2.94 19.56 5.56 73.83
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(下腿) 13 0.62 4.85 0 69.54
K0811 人工骨頭挿入術(股) 13 8.23 47.77 0 81.08
診療科別に手術件数の多い上位5位までについて患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆手術術式の点数コード(Kコード)による集計ですが、輸血関連(K920$)は除外しております。また、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術など)も除外しております。
◆平均術前日数は入院日から手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、平均術後日数は手術日から(手術日当日は含まない)退院日までとしています。
◆複数の手術を行っている場合、主たる手術のみの集計としております。
◆複数の診療科で治療を行っている場合、主たる診療科での集計としております。
◆転院率は[各手術ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。
◆集計結果が10件未満の場合は患者さんが特定される恐れがあるため「-」表示としています。

【解説】
◇骨折や変形性膝関節症に対する手術が主となっており、大腿骨の件数が多くなっております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの) 31 3 4.26 0 77.10
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 24 1.67 2.5 0 61
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 21 0.76 5.43 0 70.95
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 12 1.17 3.42 0 78.83
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) 10 16.5 30.9 0 66.4
診療科別に手術件数の多い上位5位までについて患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆手術術式の点数コード(Kコード)による集計ですが、輸血関連(K920$)は除外しております。また、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術など)も除外しております。
◆平均術前日数は入院日から手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、平均術後日数は手術日から(手術日当日は含まない)退院日までとしています。
◆複数の手術を行っている場合、主たる手術のみの集計としております。
◆複数の診療科で治療を行っている場合、主たる診療科での集計としております。
◆転院率は[各手術ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。
◆集計結果が10件未満の場合は患者さんが特定される恐れがあるため「-」表示としています。

【解説】
◇経尿道的手術が主となっており、レーザー前立腺切除・蒸散術が最も多く行われております。尿路結石除去術は昨年度と同様に多く実施されております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K597-2 ペースメーカー交換術 13 1 8.38 0 85.15
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 12 6.33 8.17 8.33 79.83
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 10 12.2 5.6 0 73
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) - - - - -
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) - - - - -
診療科別に手術件数の多い上位5位までについて患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆手術術式の点数コード(Kコード)による集計ですが、輸血関連(K920$)は除外しております。また、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術など)も除外しております。
◆平均術前日数は入院日から手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、平均術後日数は手術日から(手術日当日は含まない)退院日までとしています。
◆複数の手術を行っている場合、主たる手術のみの集計としております。
◆複数の診療科で治療を行っている場合、主たる診療科での集計としております。
◆転院率は[各手術ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。
◆集計結果が10件未満の場合は患者さんが特定される恐れがあるため「-」表示としています。

【解説】
◇血管内治療、ペースメーカ植込み手術が上位を占めております。
消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 64 2.19 9.91 1.56 80.34
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 33 1.30 2 0 74.88
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 16 3.13 10.38 0 78.5
K735-4 下部消化管ステント留置術 14 1.57 16 0 79.36
K6531 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜) 11 1.18 7.09 0 75.10
診療科別に手術件数の多い上位5位までについて患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しました。

【定義】
◆手術術式の点数コード(Kコード)による集計ですが、輸血関連(K920$)は除外しております。また、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術など)も除外しております。
◆平均術前日数は入院日から手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、平均術後日数は手術日から(手術日当日は含まない)退院日までとしています。
◆複数の手術を行っている場合、主たる手術のみの集計としております。
◆複数の診療科で治療を行っている場合、主たる診療科での集計としております。
◆転院率は[各手術ごとの他の病院・診療所へ転院した患者/全退院数]で表しています。
◆集計結果が10件未満の場合は患者さんが特定される恐れがあるため「-」表示としています。

【解説】
◇胆管、胃に対する内視鏡的治療が主となっております。
内視鏡治療件数は減少しており、内視鏡的胆道ステント留置術は昨年度に比べ減少に増加しております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 26 0.96
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
播種性血管内凝固症候群(DPCコード:130100)、敗血症(DPCコード:180010)、その他の真菌感染症(DPCコード:180035)、手術・処置等の合併症(DPCコード:180040)について医療資源を最も投入した傷病名が入院の契機になった傷病名と同一であるか、異なるかを区別して集計したものです。

【定義】
◆集計結果が10件未満の場合は患者さんが特定される恐れがあるため、「-」表示としています。
◆発生率は[疾患ごとの患者数/当院の全退院患者数]で表しています。
◆手術・処置等の合併症は他院で手術した後に発症したものも含まれております。また、自院で発症したものについては手術後長期間空いてからの症例も含みます。

【解説】
◇昨年度に比べ敗血症の症例は減少しております。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
317 276 87.07
【定義】
◆肺⾎栓塞栓症/深部静脈⾎栓症(静脈⾎栓塞栓症)は突然死を引き起こす可能性のある極めて重篤な疾患で、しばしば⼤きな⼿術後や⻑期臥床の際に起こります。この予防⽅法には弾性ストッキングの着⽤や間歇的空気圧迫装置の使⽤、抗凝固薬療法があり、リスクレベルに応じて単独あるいは併⽤が推奨されています。周術期の肺⾎栓塞栓症の予防⾏為の実施は、急性肺⾎栓塞栓症の発⽣率を下げることにつながると考えられており、ガイドラインに沿った診療プロセスが構築されているかの指標となります。

【算出定義】
分⼦︓分⺟のうち、肺⾎栓塞栓症の予防対策が実施された患者数
分⺟︓肺⾎栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の⼿術を施⾏した退院患者数

【解説】
◇該当する患者数に対し、87.07%の実施率になっております。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
963 920 95.53
【定義】
◆血液培養は 1 セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2 セットで行うことが診療ガイドラインにより推奨されています。このことから血液培養 2 セット実施率は診療プロセスが各種ガイドラインに則り、適切に構築・実施されているかを表す指標とされています。

【算出定義】
分子:血液培養のオーダーが 1 日に 2 件以上ある日数(人日)
分母:血液培養のオーダー日数(人日)

【解説】
◇該当する患者数に対し、95.53%の実施率になっております。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
293 213 72.70
【定義】
◆不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。

【算出定義】
分子:分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数
分母:広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数

【解説】
◇該当する患者数に対し、72.70%の実施率になっております。
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