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看護部

当院の看護部の紹介です。

Nurse section

看護部へようこそ

看護部 嘉成 早苗

北秋田市民病院は県立北欧の杜公園に隣接し、院内から森吉山を眺望できる豊かな自然に囲まれた療養環境に適した立地にあります。
当院看護部は、地域の中核病院として、地域の方々が安心して暮らしていくことができるよう地域医療に貢献するため、患者さん、ご家族の思いを受容し、気持ちに寄り添い安全で安心な看護を提供することを目指しています。
超高齢社化が進む中、住み慣れた地域で自分らしく療養するために、医師や多職種、地域の医療機関とも連携を図り、療養と暮らしを支えられるよう、チームでサポートできる体制づくりに努めていきます。そのためには、看護の専門的な知識、技術を磨き、思いやりの心をもって患者さんに接することができる看護師の人材を育成していきたいと思っています。
患者さんを大切に思い、仲間を大切にして、互いに認め合い、尊重しあえる看護部でありたいと願っています。

看護部理念

  • 私たちは、思いやりと優しさで患者様中心の責任ある看護を行います

基本方針

北秋田市の花:あじさい

  • 一人ひとりを思いやり、患者さん中心の看護を提供します。
  • 地域の人々のニーズに向き合い、地域医療の充実に努めます。
  • 専門職として責任ある看護をめざし、自己研鑽に努めます。
  • お互いを尊重しあい、健全な職場環境をつくります。

看護体制

  1. 病棟
    ◆急性期一般入院料 4 (3看護単位)
    ◆地域包括ケア病棟 13対1
  2. 勤務体制
    ◆病  棟  3交代制勤務(3-3夜勤) 地域包括ケア病棟(2-2夜勤)
    ◆救急外来  当直制
  3. 勤務時間
    日 勤  8:30~17:00
    準 夜  16:30~翌1:00
    深 夜  0:30~9:00
  4. 看護提供方式
    ◆安全、安心な看護を提供するために、固定チームナーシングを活用しています。
    ◆固定チームナーシング
    固定リーダーとメンバーがチームを編成し、チームの年間目標をもって看護活動を続けていく看護方式です。固定チームは、継続した受け持ち看護師が責任を持ち、個別的なケアを提供します。 一人の患者さんに入院から退院までを受け持つ看護師と共にチーム全体で支援するシステムです。固定チームナーシングにより、看護の継続性と質の向上、看護師個人の成長と看護チームの強化、医療チームの強化を図ることができます。

看護教育

  • 継続教育 秋田県厚生連人材育成プログラムのもと立案した教育計画で行っています
  • クリニカルラダーシステム 実践能力を5段階の到達目標に設定し、段階を踏んだ教育を行います
  • 新人教育 プリセプター制度を導入し、プリセプターを中心に部署の全員で新人を支えていきます
  • 研修、看護手順 e-ラーニングシステムを取り入れています

(教育方針)
病院の理念に基づき豊かな人間性と専門職として自覚を持った質の高い看護職員の育成とチーム医療に貢献できる人材育成をめざす

(教育目的)

  1. 専門職としての資質の向上とキャリア開発に向けた支援を行う
  2. 地域の人々に信頼される看護が実践できる看護職員を育成する


(教育目標)

  1. 専門職として豊かな人間性をはぐくみながら自立した看護が提供できる
  2. 組織の一員として病院の理念を理解し安全で安心な看護が提供できる
  3. 看護者としての実践能力を養いチーム医療に積極的に貢献できる
  4. 社会や医療の変化に即応したより良い看護サービスの実践ができる
  5. 医療人としての知識技術の習得に向けキャリア開発を目指すことができる

【クリニカルラダーの考え方】

ラダーレベル 研修内容 看護共通
レベル Ⅰ 病院理念、役割の理解
基本的知識、技術の習得
感染管理研修
医療安全研修
レベル Ⅱ 安全、確実なベッドサイドケア、ケーススタディ 創傷ケア
救急看護
レベル Ⅲ 判断力の育成と個別的看護ケアの実践 災害看護
院内看護研究発表会
レベル Ⅳ リーダーの役割の発揮
専門領域での実践モデル
看護研究
委員会主催研修会
接遇研修
学会などの参加
レベル Ⅴ 看護管理
専門領域での卓越した看護実践と指導
看護トピックス
スペシャリスト教育 管理者研修、認定看護師 専門看護師、特定行為研修

専門認定看護師

(がん看護専門看護師 )
がん治療を受けられる患者さんやご家族が、その人らしく安心して治療やケアを受けられるように、一人一人治療する中で感じる様々な問題や、今後予測される課題や苦痛の緩和、意思決定支援のサポートを心がけています。患者さん一人一人が抱える様々な苦痛に対して、自分らしい生活や人生のあり方について価値観を大切に、がんと共に自分らしく生きることができるように多職種や地域の医療福祉従事者と連携しています。

(緩和ケア認定看護師 )
「その人らしく過ごせるように・・・」
疾患を持つ患者様やご家族に対して、トータルペインの視点でアセスメントを行い、その人に適したケアを提供することが緩和ケア認定看護師の役割です。患者様やご家族の思いを大切にし、気がかりなことやつらさを和らげ、これからの治療や療養についてその人らしい選択ができる様、共に考え支援します。また、疾患による様々な「つらさ」を抱える患者様とご家族をサポートする緩和ケアチームの窓口も担っています。主治医をはじめ、関連する職種と連携し医療・ケア・過ごし方など共に考え、支援しています。

(皮膚排泄ケア認定看護師)
褥瘡(床ずれ)の予防と早く治るようなケア方法を、褥瘡チームと一緒に考え提供しています。また、ストーマ(人工肛門、人工膀胱)を自分でケアしている方や、尿失禁や便失禁などの排せつ物によっておこる皮膚炎の予防と改善などについての相談対応、指導を行う事ができます。専門的な知識で、地域でお困りの方の相談に応じ、力になれるように活動していきたいと思っています。

(認知症認定看護師 )
当地域の高齢化率は45%を超えていて、全国と比べても高い状況にあり高齢化が進むにつれて認知症高齢者も増加すると予測されます。当院では認知症ケアグループの活動により認知症の方の困り事を解決できるような手伝いや、看護師の相談に対応したりしています。認知症があっても認知機能低下を少しでも予防し、快適な入院生活を送りながら笑顔で過ごし退院していただけるような看護を提供したいと考えております。

(感染管理認定看護師 )
感染管理は、病院を訪れるすべての方々を感染から守るため、最も効果がある “手指衛生”を推進する活動を医師・看護師・薬剤師・検査技師から構成されたチームで取り組んでいます。医療に関連した感染が発生しないよう科学的根拠に基づき最新の知見を情報収集し、職員と一緒に実践できる仕組みづくりを目指していきます。認定看護師として研鑽を積みながら、子育てをしながら働くママとして、みんなで手を取り合って看護師人生を豊かなものにしていきたいと思っています。

上記の資格以外でも専門領域での研修修了者をチームとして登録し資格取得者として自主活動支援を行っています。院内研修会の講師や基準・手順、マニュアルの作成等専門知識を活用できる場を提供しています。

年間研修計画

  • 今年度の看護研修計画についてはこちら